初期型のメルセデス・ゲレンデは盆栽? 「育てる感覚」で味わいが病みつきに
infini 盆栽メカです。
ふだん、メカニックがどんなクルマに乗っているか。
もしかすると、気になる読者諸兄もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は、わたしの移動用のクルマをご覧ください。
初期です。ド初期です。2.3ℓのエンジンなんですね。
車重にたいして不安に思う方もいらっしゃいましょうか。
ATのギア比がうまいから、これが非力に感じないんですね。
ギアをDにガチャンと入れると、車体がウーっと震えはじめます。
アクセルを踏むとですね、グッと車体が進みます。
その感覚は、なんだかトラクターを運転しているみたい。
いかにも機械を操縦しているようです。
シートの柄も気に入っているけれど、一番はこのモール。
初期ならではのザラッとした手触りで、風化のおかげか、今一番かっこいいです。
使い込むうちに出てくる疲労も、このクルマの場合は味わい。
クルマと過ごしているというよりも、盆栽を育てている感覚かもしれません。好きだなぁ、このクルマ。