テール修理のボルボ240 外装部品の欠品に泣かされるも無事に復活!
こんにちは、カムズファクトリーの武藤です。
今回はいまだ熱心なオーナー様の多いボルボ240セダンのお客様より、リア廻りの修理を承りました。
不運にも追突事故に見舞われたというこのボルボ240。オーナー様は「身体は大丈夫」とのことで、まずは一安心。
まずはご入場いただき、ご一緒に現状を確認させていただきました。
幸いにもボディの骨格部分には損傷はないようですので、お見積もりを作成後、交換部品の発注となります。
交換するのは、衝撃で部分的にえぐれてしまったリアバンパーフェイス。これは無塗装の樹脂部品なので、
キズや切れなどの損傷を負ってしまうと選択肢が部品交換しかありません。
そしてこちらがバンパーの本体ともいえるのが、バンパーリーンホース。車種により素材はことなりますが、
この240の場合はアルミ製でした。表のバンパーフェイスが切れてしまうほどの衝撃で、やはりリーンホースも
曲がってしまっており、これも交換することになりました。また、割れてしまっているテールランプユニットや
リアフェンダーのモールも交換します。
ところがここで問題が発生! テールランプ、モール共にすでに生産終了との一報が。残念なことにどこにも
在庫もなく、オーナー様のご了承を得てリサイクルパーツを探すことになりました。
しかし、全国規模で検索しても、リサイクルパーツの在庫も見つかりません!
ここから毎日更新される膨大なリサイクルパーツのデータを睨み続ける日々が続きました。
車種や年式、グレードによっては手に入りにくいものもありますが、時間がかかることもご了承いただき、
根気強く探した結果、やっとのことで必要な部品が全て揃いました。
部品さえ揃ってしまえば、後はカムズガ得意とするボルボの鈑金・塗装です。
鈑金→下地作り→焼き付け塗装→組み付け→完成検査→と行程を踏んで無事に完成となりました。
通常の修理よりも少し時間がかかってしまいましたが、諦めず粘り強く部品を探した結果だとも言えます。
ボディに磨きも入れて気分一新、蘇りました!
部品の入手などで同じようにお困りの時なども、お気軽にご相談ください。
【修理費用】350,000〜(自動車保険使用)