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E24型、BMW 6シリーズ、オールペイントの時だからこそできる気の利いたワザ

シルキーシックスの原です。

オールペンなどもろもろリフレッシュするので入庫していました。間もなく完成します。

あとはヘッドライトをHIDに交換するのと、キーレスを仕込むこと。内装は、生地があれば張り替えてもよかったのですが、アルピナのものはあってもBMWの生地がないもので、クリーニングを実施しました。

アルピンホワイト。

BMWならではの純白、いいですね。

でも最近の塗装、2コートが基本で、昔とは少し風合いが違ってしまうのです。昔はシングルコートでしたから。あと、何回も塗装をしているとなんとなくプレスラインがぼやけてきてシャープさが損なわれたりしますこうした場合はプレスラインに沿ってて少し削ってもらうようにしています。全剥離してホワイトボディの状態にしてとなると工賃もかなり高くつきますが、一回少しだけ削ってもらいます。

あとはヘッドライトを4300ケルビンの、やや黄色がかったHIDに交換です。

異形のものは入手が大変ですが、このクルマのシールドビームはまだ入手可能です。レンズのカットにこだわれば、やはりヨーロッパ製でこだわったりもしますが、今回のようにKOITOのもの、なかなか悪くありませんね。またリングは折を見て磨いておいたものを使います。開いているときにテレビを見たりしながら、このステンレス製のリングを磨いてます。人形の目ではないですが、やはり目が強くアピールする。ここ解かっていただけると嬉しいのですがどうでしょうか。

内装はオリジナルの生地がないのでクリーニングして対応。どうもポーランドやチェコあたりにはこの生地を作っている工場があって、手に入ったりする場合もあるようですが。この千鳥柄のようなシート地、このころのドイツ車のオリジナルの良さが光るポイントですね。