メルセデス・ベンツ BクラスのCVT、ATF交換で故障を予防
RS-UNOの星野です。
こちらはメルセデス・ベンツB180のお客様です。
当社のBクラスCVT修理のブログを見て、ご来店いただきました。
現在、走行距離は約45,000km。不具合はありませんが、
予防処置としてATF交換のご依頼です。
ディーラーではATF交換の依頼をしても、交換の必要はありませんと、
交換していただけないようです。
私の資料では、このCVTは60,000kmが交換時期と書いてありますが・・・
実際にATFを抜いてオイルパンを外してみると、
ご覧のように大きなドーナツ状の磁石が2コ、
オイルパンにくっついています。
上に乗っかっている四角い物がオイルフィルターです。
清掃したオイルパンと磁石です。
上の写真と比較すると、磁石に大量のスラッジが付いていたことがわかります。
この磁石で10万km以上のもの間に溜まるスラッジを取り切れるのでしょうか?
取り切れなかったスラッジはAT内を一周して、
バルブボディの経路やその他の部分に付いてしまうと思われます。
ゴミを取ってキレイにすることは、
トラブルを未然に防ぐことにつながるのではないでしょうか。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)