ひよこ色のボルボ850T-5Rセダン 新車クオリティを再現するペイント
こんにちは、カムズファクトリーの武藤です。
復刻車としてプロジェクト進行中のボルボ850T-5Rセダン。
塗装の下地が完成し、いよいよひよこちゃん色をペイントしていきます。
今回はすべてのボディパネルに対してペイントを行うので、
作業の順番を決めて進めていきます。
まずはボディ本体を塗装します。
塗装ブースに移動されたボディにはペイント前にマスキングを施します。
室内に塗装ミストが入り込まないよう、密閉状態にしなければならず、
要領とテクニックが要求され、時間もかかる工程です。
クルマでもっとも面積の大きいパネルであるルーフも、旧塗膜を剥離して
新しい下地塗装膜を形成した上からボディカラーを塗装していきます。
こうした作業により、新車時の塗装のクオリティを再現することができます。
ペインターの手により本塗りを終えると、ご覧の通りの光沢です。
幾重にも塗り重ねた塗膜の厚みがしっかりとしていることにより
この光沢が実現します。クルマを美しく見せる重要なポイントであり、
ペインターのテクニックが現れる部分でもあります。
ボディ本体の次はドアやフロントフード、バンパーなどの各パーツを塗装します。
ここで見ていただきたいのはフロントフードの光沢感です。
塗装面の深みのある光沢を出すためにしっかりと塗膜を作り込んでいますが、
ただ厚塗りするのではなく新車時の塗装肌を再現すべく仕上げておりますが、
作業時にはゴミが付着しないように細心の注意を払っております。
なぜならば、新車の塗り肌を再現するために、塗装後にバフでの磨きを行わないからです。
すなわち、この塗り込んだ塗装肌がそのままの状態でボディに組み付けられます。
復刻車つくり進行中のボルボT-5Rひよこちゃん ほぼすべてのペイントが完了! ー camsfactory.jp ー
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