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ボルボS80 ATFオイル交換/シフトショック等を改善/基本が大切

カムズファクトリーの武藤です。

先日ですが、ATFオイル交換により抱えていたトラブルを解消できた事例です。

車は2013年式ボルボS80、走行数が84300Kmで、過去のATF交換歴はありません。

抱えていたトラブルが、「徐行時の時速5キロ~10キロ位からアクセルONの際にドン音とショック」があり、走行時も何となく「もたつく感の鈍感な走り」で、早速作業開始。

 

 

 

 

 

 

 

先ずはリフトアップし作業準備からです。

エンジンアンダーカバーを外すと、直列6エンジンが横置きの本体が見えてきますが、ミッションは右側の部分となります。

ドレンボルトを外しますと出て来ました。新車ラインから実に84000Km経過してやっと外に出る事が出来ました。

気になる交換後の状況は、

「徐行時の時速5キロ~10キロ位からアクセルONの際にドン音とショック」については正直、交換直後には多少小さなショックはありましたが、走りを重ねてくるに従い解消。

「もたつく感の鈍感な走り」は交換直後にもエンジンの吹け上りが向上し、走行音も鈍い「ブオー音」からエンジンの吹け上りを感じる音へと変わり滑らかな走りへと変化。多分燃費への影響もありそうです。

結果的には、改善効果が大で費用対効果が大きいです。何よりも気持ちよく乗れること、故障防止が一番の効果ではないでしょうか。