ジェイ・エンジンの永瀬です。

初代ルノー・カングー1.6AT。

なんと走行38000kmと11年前の車で、今となってはかなり走行距離が少ないですよね。

今回は車検とタイミングベルト交換一式他で入庫していただきました。

今までは自分でユーザー車検通していて、大きな整備は今回初めてだそうです。

まずはタイミングベルトですが、まあまあのひび割れと、テンショナーベアリングの異音が出はじめでしたので、低走行とはいえ、交換してヨカッタです。

それと、まだあったのかと思うくらいの懐かしくもある未対策オルタネータープーリーが付いてましたので、タイベル作業ついでに対策品に交換しました。交換にはエアコンホースの脱着が必要になります。

このまま放置したら大事にもなりえる場所なんですよ。

ウォーターポンプも当然セットで交換ですが、その際クーラントも交換なので、エアー抜きが必要になりましてそのヒーターホースについてるエア抜きバルブが樹脂製なので簡単に折れてしまいます。

今回も折れたので抜き取り作業してから対策品のバルブに交換しておきました。

クーラントはロアホースから抜くのですが、そこが壊して外すタイプのバンドなのですが、まだ壊すバンドが付いていたので、クーラントも初交換かもしれませんね。

クランクプーリーやエンジンマウント、補機ベルトセットの同時交換もしましたので、次回タイベル作業までは持つことでしょう。

車検の方ではリアマフラー吊りゴムが2個の内1個がヒビヒビ？なんで誰か前回の作業者は2個並んでる1個しか交換しなかったのか謎が深まるばかりです。

リアブレーキのドラム内は正常、他は油脂類の交換で作業完了となりました。