デイトナシートの修復 表皮張り替え・ウレタン再形成、特徴的な座面のポンチ穴は二脚で176個!
こんにちは、クレバートリックです。
フェラーリ365GTB/4の特徴的な、通称“デイトナシート”の修復作業です。



オリジナルと同等の表皮素材を入手し、裁断。
立体的に縫製していきますが、ステッチの感覚や目の雰囲気など
忠実に再現しながら作業を進めます。

そしてデイトナシートを特徴付けるのが、座面センターにあしらわれた穴あきのベルト。
素材はビニールレザーです。ステッチと丸い穴の型押しがされています。
こちらのベルト、まずは丸い穴を皮と一緒にポンチで穴を開けます。
全て手作業ですが、なんと二脚で176個もあります。

そして型押しステッチにミシンでステッチをかけます。
ステッチの数は120本。型押しステッチの間隔に合わせて針穴を落としていきます。
1つのミスもなくカタチにすることができました。

ボロボロに経年劣化していたウレタンフォームもオリジナルと同じ素材を取り寄せ、
土台部分から形成し直しました。


そして縫製が完成したシートがこちらです。
オリジナルの雰囲気を忠実に再現できたと思います。