2台のフェラーリ458のメーターバイザー張替え オリジナルの雰囲気も忠実に、しかし見えない部分に工夫を

こんにちは、クレバートリックです。
こちらはフェラーリ458の内装、メーターバイザーの表皮張替え作業中の様子です。
たまたま2台分を同時に進めております。
皮とステッチの色が2台とも同じ仕様だったので、ダブルステッチの雰囲気を確認するために
並べて撮影してみました。
左側がこれから作業するパーツ、
右側が作業途中のパーツです。
張込み前なので比較が難しいですが、
フェラーリの雰囲気を再現することを心掛けて作業しております。
メーターバイザーは、
革の縮み具合により張り直しも可能なケースがございます。
しかし今回のケースは、革の縮みが進行していたため、
2台とも張替えになってしまいました。
正直、張り直しより張替えの方がコストがかかります。
ですが張替えの場合、次に再発しないよう裏側の処理を工夫してお納めするようにしております。
天然皮革であれば、縮むという現象は避けられないのですが、
実際に起きた現象から、使用年数などを計算し、細かい部分に調整を加え、
オリジナル以上の年数、綺麗な状態を保たせることは可能です。
修理はあくまでもオリジナルに忠実が原則です。
しかしマイナスの部分に関しては、見えない部分で工夫することが必須だと思っております。

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