フキデオートサービスの沖倉です。

プジョー308CC。

ルーフを閉めようとしたところ途中で止まって閉まらなくなってしまったと言うことで、中途半端な状態で走行する事ができず、ロードサービスでご入庫頂きました。

エラーをコンピューターで消去すると動き出すのですが、再度途中で止まる状態でした。

油圧をリリースして手動で開け閉めをゆっくりと行いながら、各スイッチの認識状態をモニタリングしていくと、1つのスイッチが異常なタイミングで切り替わる事が判明。

センサー故障を疑いましたが、センサー単体の点検では異常が見つからず、更に調べると、センサーへの配線がルーフの開閉で曲がる箇所で断線しかけている事が判りました。

原因が判れば修理は配線を引き直すだけです。

完全に切れてしまえばもっと判りやすいのですが、特定の条件でしか症状が出ない状況でしたので少しお時間を頂きました。

どの車種もカブリオレは故障することが有りますが、修理にお金がかかっても、オープンカーの爽快感は代えがたいものが有りますね。