こんにちは、ACマインズです。
ボルテックスグレーのロータス・エキシージ スポーツ390ファイナルエディションを納車させていただきました。
1995年から続いてきた、エリーゼ／エキシージ シリーズ最後の新車の納車となりました。

記念すべきエリーゼ／エキシージ シリーズのACマインズ最後の新車、
その名もロータス・エキシージ スポーツ390ファイナルエディションです。

最初のエリーゼが世に出たのが約28年前。当時1.6〜1.8Lくらいのスポーツカーの車両重量が1トン前後で、
パワーがおよそ120psからターボ車で170psくらいだったでしょうか。
重量が非常に軽いのはわかるけどパワーは118psしかなく、
当時人気のケータハムなどは600kgで250psなんてのもありましたから、
エリーゼがどんなクルマなのか、ちょっと訝しげに興味がありました。

ところが乗ってみるとビックリ！　パワー以上にシャシー剛性と足周りのバランスが素晴らしく、
ケータハムなどとは質の違う速さを体感することができ、
新しい時代のクルマなのだと思ったのをよく覚えています。
やがてVVCモデルの111Sや SPORT160、190、SPORT ELISEなどがデビューし、
340Rや初代エキシージに続きます。2001年にエリーゼSr.2にモデルチェンジし、
2004年にはこれまでローバーのみだったエンジンにトヨタ製が加わります。
この点でパワーは192psを得ました。この後、スーパーチャージャーの搭載で220ps、
260psとアップしていきますが、画期的な変化があったのは2011年のV6 3500ccエンジンの搭載です。

エンジンが大きくなることで車両寸法や重量も増しましたが、
350psを誇るパワーとトルクのアップはエキシージの性能を飛躍的に高めました。
それを可能にしたのは、基本的に同じ構造のシャシーを使うエリーゼの
基本設計が優れていたからなのでしょう。

残念ながら新車での販売は終了してしまいましたが、基本性能の高さゆえ
これからも永く楽しめるクルマであることは疑いようがありません。
この最後の記念すべき390ファイナルエディションをぜひじっくりお楽しみください。

この度はロータス・エキシージ SPORT 390 FINAL EDITIONをお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
納車おめでとうございます。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。