デトロイト・エレクトリックSP:01は2016年より発売開始

公開 : 2015.01.07 22:20  更新 : 2017.06.01 02:11

世界で最も速い電動2シーター・ピュア・スポーツを標榜するデトロイト・エレクトリックSP:01が、2016年から発売が開始されることが明らかになった。

この2シーター・スポーツは、2013年の上海モーターショーでプロトタイプが発表され、当初2014年にはヨーロッパとアジアで発売されることになっていたが、プロトタイプの開発が遅れ、現在最終テスト段階だという。

エア・インテークへのマイナーは変更のほか、最近になってリフト量を抑えるために新しいディフューザーとリア・ウイングが追加されている。

SP:01のリチウム・イオン・バッテリーは、およそ290kmの航続距離を持つと共に、クラッシュに備えた保護ケースも備え雨r。

モーターの出力は285ps。デトロイト・エレクトリックのアナウンスによれば、最高速度は250km/h以上、0-96km/h加速は3.9秒だという。これはテスラSの0-100km/h加速4.2秒よりも速い数値だが、最近発表されたテスラSのデュアル・モーター仕様は、0-96km/h加速が3.2秒とアナウンスされている。

スタート時の価格は、£100,500(1,810万円)で、すでにオーダーは受け付けている。標準装備としては、カーボンファイバー製のボディ・パネル、シングル・スピードのマニュアル・トランスミッションで、ツイン・スピードのオートマティックはオプションとなる。

インテリアは8.4インチのタッチ・スクリーン・エンターテイメント・システムが装備される。これには、ナビゲーション、インフォテーメント、そして車両情報が表示される。また、本革シートも装備可能で、オーナーの名前を刻むアップグレードもオプションとして用意される。

同社は、2+2モデルおよびサルーンも計画中で、SP:01の発売の後にデトロイトで開発が進められることになる。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像