2015年版ホンダ・ジャズが公開

公開 : 2015.03.04 21:29  更新 : 2017.06.01 02:10

7月の予約開始を前にホンダ・ジャズの2015年モデルがジュネーブ・モーターショーにて公開された。アメリカや日本を含む他メーカーの間ではフィットと呼ばれ、既に販売は開始されている。

先代に比べると全長は95mm長くなり、ホイールベース単体でも30mm長くなっている。よってキャビンのスペースや荷室容量も拡大している。

リア・シートを立てた状態の荷室容量は354ℓ、折りたたんだ状態で884ℓまで拡大。ホンダはこれを ’マジック・シート’ と呼んでいる。

オプションで7.0インチのインフォテイメント・システムを選択可能。これを選べばリアルタイムのニュースや道路状況、天気などの情報を入手でき、またウェブ・ブラウジングも可能だ。

なお、標準では5.0インチのLCDディスプレイが装着される。

アドバンスド・ドライバー・アシスト・システム・パッケージも新しいフィットには適合される。これには車線逸脱防止や道路標識認識システムが含まれ、エントリー・グレードを除いて標準となる。

組み合わされるエンジンは1.3ℓ i-VTECガソリン・エンジンになる見通しで、6速マニュアル・トランスミッションやCVTから選択可能だ。またハイブリッド版も用意され、1.5ℓエンジンと電気モーターからは135psが引き出される。

ボディはホンダが開発したグローバル・コンパクト・プラットフォームの上にセットされ、車体中央にガソリン・タンクが設置される点は先代と同じだ。”実用性を高く評価されるはずだ” とホンダも考えている。

サスペンションも調整され、これに関しては ”より洗練された快適な乗り心地を実現している” とのことだ。

「英国内のホンダにとってジャズは非常に大事なクルマなのです。ふたたび初代同様の成功をおさめたいです」とホンダのレオン・ブランナン氏は語ってくれた。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

おすすめ記事