スペチアーレ・クラシケ・ブランチ2015

2015.10.18

text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)

 
フェラーリ・ファンにとって秋の到来を告げるイベントといえるスペチアーレ・クラシケ・ブランチが、今年も御殿場ヴィンテージカーズ・ガーデンで行われた。オープン・イベントとして開催される春のフェラーリ・ブランチと異なり、フェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパン(FOCJ)のメンバーに向けたイベントとされた。

イベント名のようにスペチアーレ・モデルとクラシケ・モデルを持ち寄り、ブランチを楽しみながらメンバーの親睦を深めようというもの。

スペチアーレは288GTOからラ フェラーリに至る以前からのラインに加え、近年フェラーリ社が主導する8気筒べルリネッタの限定モデル(チャレンジストラダーレから430スクーデリア、スクーデリア・スパイダー16M、458スペチアーレ、458スペチアーレA)も対象となり、数多くの参加を数えた。

一方で今回のクラシケは、308GTBの誕生40周年、328系の誕生30周年を祝い両モデルがフィーチャーされた。

当日は前日とは打って変わり青空が広がる素晴らしい天気となり、ブランチを祝うかのように富士山もくっきりと姿を現してくれた。対象車が限定されるため52台/83名の参加だった。

今回は新たな試みとして前夜にパーティを行い、当日はホテルからショート・ツーリングを行ってから会場入りするプログラムが組まれた。ガーデンではモデルごとに並べられ、壮観な光景が広がった。

クルマの回りで歓談したのち、タンタローバでブランチ特別メニューのコースをノンアルコールのワインと共に楽しんだ。

食事の後は再びグリーンの上でメンバー同士の談笑が続き、その後自然解散となるのは春のブランチと変わらない。

ここではスペチアーレ・クラシケ・ブランチの模様と参加したそれぞれのモデルをご紹介しよう。

  • 今年は新たな試みとして前泊組がショート・ツーリングを行ってから入場。

  • 当日参加者はいつものブランチ同様にガーデンへ直接集合した。

  • クラシケのフェラーリ275GTB/4と365GTB/4が特別展示された。

  • F40F50エンツォ・フェラーリなどの元祖スペチアーレたち。

  • 今回は8気筒べルリネッタの限定モデルのスペチアーレが数多く集まった。

  • クラシケには308GTB、328GTS、512BBなどが参加した。

  • 今回のクラシケのテーマは誕生40周年を迎えたフェラーリ308GTB。

  • 誕生30周年を迎えたフェラーリ328GTSもフューチャーされた。

  • 12気筒モデルはフェラーリ512BBと512BBiが参加した。

  • エンツォ・フェラーリ

  • フェラーリF50

  • フェラーリF40

  • フェラーリSAアペルタ

  • フェラーリ599GTO

  • フェラーリ458スペチアーレ

  • フェラーリ458スペチアーレA

  • フェラーリ430スクーデリア

  • フェラーリ・スクーデリア・スパイダー16M

  • フェラーリ・チャレンジストラダーレ。

  • 最新型のフェラーリ488GTBも特別展示された。

  • スペチアーレ・クラシケ・ブランチ特製のコースを楽しんだ。

  • F40の存在感の高さは登場から28年経過した今でも色褪せない。

  • フェラーリを題材とした和服姿は、ブランチに欠かせない風物詩。

  • ラ フェラーリを囲んで参加者全員で記念撮影を行った。

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