アウディRS1はミニJCWの強力なライバルに

公開 : 2016.08.13 04:40  更新 : 2017.06.01 01:27

来年のデビューが計画されているアウディRS1は、280psを発揮するパワーユニットとクワトロ・システムを備えたスーパーミニになる予定だ。

このRS1は、2018年に予定されている第2世代のA1がデビューする前に、現行A1の追加モデルとして登場する計画だ。

限定発売された260psのA1クワトロとは異なり、左ハンドルに加えて右ハンドル・モデルも用意される予定。また、£40,020(520万円)という価格だった限定版A1クワトロよりも現実的な価格となりそうで、英国では£30,000(390万円)プラスというところが見込まれている。

このアウディRS1のライバルは、フォルクスワーゲン・ポロRやフォードフィエスタSTのライバルとなるが、アウディによれば最も重要視しているライバルはミニJCWだという。

RS1に使用されるエンジンは、お馴染みの直列4気筒2.0ℓターボのEA888型で、バルブ・リフト・システムとバリアブル・カムシャフトを備え280psのパワーを持つ。ちなみに、S1にはこのEA888の230psバージョンが使われた。

ギアボックスは、51.0kg-mのトルクに対応できるように設計された7速のデュアル・クラッチ、あるいが6速マニュアルが組み合わせられ、S1と同様にマルチプレートによるクワトロ・システムガセットされる。

パフォーマンスは公表されていながい、S1の0-100km/h5.8秒よりも当然ながら向上する。最高速度はリミッターの効く250km/hだ。

S1と同様にRS1にも3ドア、5ドアのスポーツバックの2つのボディが用意される予定だ。



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