アウディRS7、デトロイトでデビュー

公開 : 2013.01.15 17:11  更新 : 2017.06.01 01:44

アウディは552bhpのツインターボ4ℓV8を搭載するRS7スポーツバックをデトロイト・モーターショーで初公開した。このモデルは、BMW M6グランクーペに対抗するモデルだ。

このRS7は、第3世代のRS6アバントに搭載される4ℓV8エンジンを搭載する。そのパワー、トルクは、552bhp/5700rpm、76.5kg-m/1750rpm-5500rpmで、138bhp、20.5kg-mもS7スポーツバックよりも高い。ちなみに、新しいM6グランクーペは、4.4ℓのツインターボV8で、552bhpを発揮しているいるが、そのトルクは7.2kg-m、アウディよりも低い。

そのトルクをアウディの7速デュアル・クラッチ・ギアボックスでは御しきれないため、RS7スポーツバックは標準的な8速オートマティック・ギアボックスを装備する。アウディのクアトロ4WDシステムと迎合され、D(ドライブ)、S(スポーツ)、M(マニュアル)の3つのモードを持つ。

RS7のウエイトはまだ公表されていないが、そのパフォーマンスはトップ・スピードは250km/hでリミッターが効き、0-100km/h加速は3.9秒だという。

オプションのダイナミック・パッケージを装備すればトップ・スピードは280km/hに、ダイナミック・プラス・パッケージを選択すれば306km/hにまで上がる。

そのシャシーはA7スポーツバックに対して、ワイドなトレッドとエア・サスペンションなどによって大きく手を入れられている。また、ダイナミック・サスペンション・プラスというパッケージを選択すれば、ダイナミック・ライド・コントロールを備えたサスペンションが与えられる。

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