新しいSクラス・プルマンは、RRファントムがターゲット

公開 : 2013.06.26 11:06  更新 : 2017.06.01 02:16

メルセデス・ベンツの社長、ディーター・ゼッツェは、新しいメルセデス・ベンツSクラスが、ロールス・ロイスファントムのライバルとなるとAUTOCARのインタビューに答えた。

新しいSクラスの3つの異なるホイールベースの中でも、最も長いホイールベースを持つモデルは「プルマン」のネーミングを冠し、廃止されたマイバッハのポジションに収まるモデルになるとしている。その超高級なサルーンは、標準的なSクラスよりも立派な演出がされ、フロント・グリルも専用の堂々としたものになるという。

「われわれは€200,000(2,565万円)オーバーのマーケット・セグメントに参入し続ける。」とゼッツェは語った。

「このクラスにメルセデスがいるということが重要だ。そして、そのレベルでの伝統を引き継がなければならない。われわれはラグジュアリー・カー・マーケットでリーダーシップをとる必要がある。その計画の中枢となるのがプルマンだ。」

メルセデス・ベンツの社長は、新しいSクラスには、標準、ロング、エクストラ・ロングという3つのホイールベースがあることを確認している。このうち、ロング・ホイールベースは中国市場に合わせたモデルである。

なお、9月のフランクフルト・モーターショーでは、CLに代わるSクラス・クーペが登場する予定だ。この2ドア・クーペは、その後発売されるSクラス・カブリオレのベースともなる。このカブリオレ・モデルは来年後半に発売が行われる。

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