BMWコンセプト・アクティブ・ツアラー・アウトドア発表

公開 : 2013.07.11 12:07  更新 : 2017.06.01 02:16

BMWは、コンセプト・アクティブ・ツアラー・アウトドアというネーミングのコンセプト・モデルを発表した。このモデルは、BMWのFWDモデルの未来を象徴するモデルであり、1シリーズGTをベースに開発される新しいBMWとミニの20以上のFWDモデルの1つになる。

このコンセプト・アクティブ・ツアラー・アウトドアは、ドイツのアウトドア・ショーで発表されたもので、BMWによれば「スポーティなスタイルと、コンパクトなディメンジョン、そして機能性を融合した」モデルであるという。日常的なユーザビリティとスペース、そしてアウトドアに必要な機能を備え、快適な室内スペースと可変のリア・コンパートメントを持つ。

コンセプト・アクティブ・ツアラー・アウトドアは、大きく低い位置から開口するリア・ゲートを持つ。トランクは折りたたみ式の自転車も収納できるという。

インテリアは”フロート”センター・コンソールをシートの間にレイアウトし、フロント・レッグルームを広くとっている。また、エコ・プロ・モードを選択すると、エアコンや電気的な補助ディスプレイなどに使用するエネルギーをカットするという。また、最も燃料効率に優れたルートを選び出すナビゲーション・システムであるプロアクティブ・ドライビング・アシスタントも装備する。

このコンセプト・アクティブ・ツアラー・アウトドアは、3月のニューヨーク・モーターショーで発表されたコンセプト・アクティブ・ツアラーのいかついバージョンで、オリジナル・モデルよりも僅かに長く、狭く、高い。ホイールベースも90mm短い2670mmだ。

エンジンは、1.5ℓ3気筒ターボにリチウム・イオン・バッテリーによるモーターを組み合わせたハイブリッドで、その合計出力は188bhp。0-100km/hは8秒以下という。また、トップスピードは201km/hだ。

ちなみに、1シリーズGTは、新しいミニと1シリーズ、2シリーズのベースとなるUKL1プラットフォームが採用されている。最終的には年間900,000台以上のモデルがこのUKL1をベースとして造られる予定だ。

おすすめ記事