第3世代のミニをスクープ、続報

公開 : 2013.10.11 19:00  更新 : 2017.06.01 02:15

第3世代のミニのヨーロッパでテストされている風景がキャッチされた。

この新しいミニは、ヘッドランプ・ユニットの周りを囲むデイライト・ランニングLEDライトが特徴的だ。また、予想されたように前モデルよりも遥かに大きいテールランプ・ユニットを持つ。また、この写真に取られたクーパーSモデルは、リアのルーフ・スポイラー、センダー出しのデュアル・エグゾースト・パイプ、ボンネット上のエア・インテークなどを持つ。全長は、僅かに長くなったボンネットのせいで若干長くなったように思える。

ちなみに、今回捉えたショットは、フイルム撮影のための風景の一部だ。

ガソリン・エンジン
ターボ付きのダイレクト・インジェクションの3気筒および4気筒が用意される。3気筒は1.5ℓの排気量で、134bhp、22.4kg-m(オーバーブースト時は23.5kg-m)のパワー、トルク。トルクは1250rpmからピークを発生する。一方、4気筒は2.0ℓで、189bhp、28.5kg-m(オーバーブースト時は30.6kg-m)を発揮する。共にエンジンは6500rpmがレブ・リミットだ。

ディーゼル・エンジン
ダイレクト・インジェクションの1.5ℓで、114bhp、27.5kg-mのパワー、トルクを持つ。1.6ℓに代わるもので、その効率は7%向上しているという。ガソリン、ディーゼル共にアイドリング・ストップ機能を持ち、マニュアルまたはオートマティック・ギアボックスが組み合わせられる。

シャシー
BMW製のUKL1プラットフォームがそのベースだ。正確でスポーティなハンドリングと、よりよい乗り心地を提供するといわれているもの。トレッドは広くされ、フロントがストラット、リアがマルチリンクというサスペンション・レイアウトだ。より固めのセッティングで、軽量な素材が使用されている。そのため、バネ下重量は軽くなっている。また、そのリア・アクスルが再設計されたことにより、ブートスペースも向上している。ダンパーは2段階の切り替え式で、ドライバーは内部のスイッチでそれを選択することができる。モードはスポーティとコンフォートの2種類だ。

ステアリング、ブレーキ
次世代の電子制御パワー・ステアリングは,機敏さ、安全性、そして快適性の向上が目的だ。また、トルクステア防止システムが装備される。これは、パワフルなフロント・ドライブのミニにとって宿命とも言える課題を克服するものだ。また、新しいブレーキ・システムは、より軽くなり、制動力も増している。

ボディ
サイズ・アップにもかかわらず、そのボディ・ウエイトは減らされていると言われている。高張力鋼板を多用したことによって、ボディ剛性は向上した一方、車重は軽くなっており、その機敏性が増したという。

安全性
アクティブ・ボンネットが第3世代のミニには装着される。これは20km/hから55km/hの間で、歩行者との衝突を起こした際に、自動的にボンネットが跳ね上がるというものだ。

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