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2016.11.30

トヨタ・プリウスPHV ーー AUTOCAR編集部が選ぶ2016年の50台

1997年。この年はトヨタにとって、いや、世界にとって忘れない年になるのではないか。世界初の量産ハイブリッド、プリウスが発売された年である。

それから20年が経とうとしている今、トヨタはEV/PHV/FCVという3つの柱で、環境車のカテゴリーを確立しようとしている。

中でもプリウスPHVは、EV走行を基本として電池切れの弱点を克服したPHVだから、1997年に産声をあげたハイブリッド車に次ぐ、次世代環境車の立役者になることが期待される。

PHVシステムの ‘ハート’ となるのは、大容量リチウムイオン・バッテリー。従来の総エネルギー量に比べると約2倍となることで、満充電時からの航続距離は目標値60kmに到達している。燃料を1ccも使わずに60km走れるのだ。

加速性能を高めるために、ひとつの革新もある。これまでEV走行中にジェネレーターからトルクを生みだすことができなかったが、新型はジェネレーターをモーターとして動かすことが可能になったのである。

バッテリーの残量が少なくなれば、200V(16A)で、最短2時間20分で満充電まで回復する。もし電源がなければ、最大熱効率が40%に達する1.8ℓエンジンにアシストしてもらえばいいから、そもそもドキドキする必要もない。

AUTOCARが8月におこなった ‘国内初試乗’ で、ジャーナリストの吉田 匠氏は “そういったEV走行の滑らかさや力強さに加えて、プリウスPHVはハンドリングの面でも好印象を与えるクルマだった” としたうえで、“試乗会の舞台をサーキットにした理由のひとつは、ここにあったのではないかと思った” という感想を残している。燃費一辺倒でないところもよい。

AUTOCAR編集部が2016年の50台に選んだワケ

先述のジェネレーターをモーターとして作動させる仕組みや、EV走行用エネルギーの一部を太陽光でまかなうためのソーラー充電システム(オプションの予定)など、従来の技術をうまく利用して、従来になかったことを現実化した。引きつづき注目したくなるプロダクトであることが、50台入りの理由である。


▶ 国内初試乗 / トヨタ・プリウスPHV

トヨタ・プリウスPHV

●価格:未定 ●EV走行最高速度:135km/h ●0-100km/h加速:11.1秒 ●ボディ・サイズ:4645×1760×1470mm ●車両重量:1510kg ●エンジン:直列4気筒1797cc + モーター ●システム最高出力:122ps ●最大トルク(エンジン):14.5kg-m/3600rpm ●最大トルク(モーター):16.6kg-m/4.1kg-m ●ギアボックス:電気式無段変速 ●タイヤ:195/65R15 + 195/65R15

トヨタ http://toyota.jp/new_priusphv/

 

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