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危うくオーバーヒート(事例 私のフィアットパンダ)

定休の月曜日のこと。月末ということもあり銀行や役所行ったりと普段なかなか出来ない外回りのお仕事を定休日なのでマイペースでこなします。昼も外食しちゃったりして……と呑気にしていると……

走行中ふと気付くと水温計がいつもより高い……(そんな時はメカニック浅見も少々焦りますので写真なんか撮れません(^_^;) 黄色線のこんな感じだったでしょうか)

クーリングファンが回ってる様子がない……だけどもう一軒、銀行行かなきゃ、もうすぐ3時!ということでヒーター全開、窓全開(;^_^;;)……。水温は一目盛り下がりお仕事の任務続行!

無事任務遂行し本格的に点検。判ったのは単なるクーリングファンのフューズ切れ。

ところがフューズは過電流で切れるという常識を打ち破る!と言うほどのお話でも無いのですが、今回は経年劣化による素材自身の金属劣化とエンジン振動でフューズが破断するという結果に。触ると金属なのになんだかスカスカな印象。水分の無くなったリンゴの様な感覚です。これもイタリアンマジックってとこなんでしょうね(>_<) 。10年以上経った車両に時々見られる症例です。 見極めとしては過電流で切れた時は溶けた形跡ですぐわかります。今回の様なケースは一本線が入っただけで一見切れているのかいないのかわからない位なんです。最近は見なくなった旧タイプの板ヒューズで当時フィアットパンダやクーペフィアット、アルファロメオ155や164あたりに採用されてました。あれから15年は経ちましたのでその辺のオーナー様は要注意かも知れません。

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