スペシャルショップ

エンジン警告点灯と「GO TO DEALER」(事例アルファロメオ156JTS)

定期点検で入庫のアルファロメオ156JTS。点検と合わせて今回はエンジン警告灯点灯とそれに関連してセンターディスプレイに「GO TO DEALER」表示が出たということで点検開始。特にエンジン不調は感じられません。エンジン警告点灯ということでエンジンマネージメントのテスター診断。

触媒の「上流O2センサー1の信号」のエラー入力(左はテスタープリントアウト結果)。テスターのパラメーター値をモニターすると同センサーがほとんど変動していない。もう一つある下流O2センサー信号で応急的な制御をしてカバーしてしまう為エンジン不調にまで至ってませんが、高価な触媒にダメージを与える可能性が大いにあるので放って置く訳には行きません。

放置すると、ただでも安定しないJTSのアイドリングの不整脈に拍車が掛かってしまう恐れもありますのでここはO2センサー交換と行きましょ。JTSは触媒の前後で計4個ものO2センサーを使って排ガスの制御をしています。以前もお伝えしたJTS特有の諸事情(https://www.autocar.jp/specialshop/2012/10/25/16770/)もあり、酷使されたO2センサーが音を上げてしまう症例が多々ありますね。(ただ今、もう一台JTSが入庫中~そちらは下流O2センサーが逝ってました・・)

参考まで(^。^)b : O2センサ = 酸素センサ = ラムダセンサ

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