リアルディレクションの奈良岡です。

この黒い箱はノックモニター。実はR53のスーパーチャージャーがチューンド／ノーマルを問わずに突然ブロー！ というのが結構起きていまして、エンジンを開けてみると1番と4番のピストンが棚落ち･･･なんてことが。

そこで原因を特定するためにノーマルのエンジンハーネスにモーテックを割り込ませてエンジンコンピュータの状態をモニターするデータロガーを製作してみました。

調べていくとどうやらノッキングが起こったときには、ノックセンサーからの入力を拾って、コンピュータがノックリタード（点火時期を遅らせる）制御をしなければならないのですが、この補正を行う設定が元から抜けているのか、どうも機能していないようなのです。

そこで、転ばぬ先の杖としてこのモニターを設置してみたのですが、メーカーの方でどうにかしていただかないと根本的な解決にはなりませんね･･･。