リアルディレクションの奈良岡です。

以前にちょっとニュースでお知らせしましたが、R56 MINIのトラクションコントロール（と電子デフ）をエラーなくOFFにする目処が立ってきました。

最近のクルマはABSセンサーを利用してトラクションコントロールや擬似的なLSD機能が実装されています。たしかに街乗りやワインディングを軽く流す程度では非常に効果的にドライバーを補助して安全に寄与するデバイスなのですが、サーキットで純粋にドライビング技術を磨こうとするとジャマになってくるんです。R56に機械式デフを組み込んだ場合、そのままでサーキットを走ると挙動が明らかにおかしくなるんです。要は機械式デフの働きに対して電子デフが悪さをするんですね。

そこでDME（コンピューター）の専門家と一緒に解析・研究をおこない、安全かつエラーを出さずにこれらの電子デバイスをオフにできそうだというところにたどり着きました。　R56 MINIでサーキットを走られている方はぜひご相談ください。