スペシャルショップ

マグネシウムケースも適切な加工を行いまして

メッツスピードの鞍貫です。

本日は、1975年製911カレラのエンジン部品が揃ってきたので作業を進め
ています。

まずは、マグケースですが・・・。

マグケースはどうしても経年劣化等から、ヘッドスタッドのタップが崩れて抜け
てしまいます。

当社ではマグケースのエンジンをO/Hする際、必ずヘッドスタッドのヘリコイ
ル加工を加えています。

この作業は、一回り大きなネジタップに適切な長さ、ピッチのヘリサートコイル
と言うコイルをインサートし、固定します。

ここに新たにスタッドボルトを取り付けるわけですが、マグネシウム側にはステ
ンレス製のヘリサートコイルが固定されているので、

ヘッドスタッドはヘリサートコイルに取り付けられ、トルク管理されますのでマ
グネシウム直より強度がでてキチンとトルクが掛けられます。

てな訳で、この75年カレラにも適切な加工とマル秘スタッドボルトがインス
トールされました。

2.7Lのハイコンプエンジンを支える、要的部分です。

慎重に慎重に作業を進めて行きます。

次回はメカニカルポンプの配管、リンケージ部分が再メッキから上がってきます
のでお披露目できるかと・・・。

乞うご期待!

MET’S-SPEED(メッツスピード)

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TEL/FAX:042-556-0502
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