スペシャルショップ

最近はノックセンサーの交換が増えてきましたよ。

メッツスピードの鞍貫です。

本日は1994年製968CSのノックセンサーを交換しています。

先日944S2もノックセンサー交換をしたばかりなのですが、やはり此処最近
増えつつある整備作業だと再認識しております。

ノックセンサー、ECUにフォルトが入ると点火時期を6度遅角させてエンジン
を保護するというフェイルセーフモードに移行します。

エンジンのかかり、加速、燃費全てが悪い方向になってしまします。

そのまま放置してしまうと、インテークマニホールド内にカーボンが蓄積されて
しまい、最悪はインテークバルブの密着不良で圧縮漏れを起こします。

点火時期が適切でないと、燃焼スピードが落ち、吸気の流速も遅くなり吹き返し
が増えカーボンが蓄積されていく負のサイクルに・・・・。

6度遅角させるフェイルセーフモードは近隣の修理工場まで、エンジン本体にダ
メージを与えないよう車両を自走させられるという目的の自己保護機能 です。

エンジンの調子が最近悪いとか、エンジンのかかりが悪い等少しでも症状が現れ
たら主治医に受診して下さいね。

今回の入庫車両も少々カーボンが溜まっておりました。

細心の注意を払い、途轍範囲のカーボンを除去しノックセンサーを交換。

交換後は診断機でフォルトを消し、試運転後再度フォルトコードを確認してフォ
ルトが入らないことを確認して作業終了。

気持ちの良い加速感が戻りました。

燃焼温度も適切に上がり、残ったカーボンも直になくなることでしょう。

定期的に診断機で故障診断をして、トラブルが進行する前に修理できれば良いで
すよね。

オイル交換などのついで作業でお申し付け下さいね!

MET’S-SPEED(メッツスピード)

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