エンジン不調のX308型ジャガーXJ 3.2 V8 樹脂製チェーンテンショナー破損

JEFの井上です。
エンジンの調子が非常に悪いということでお預かりしたX308型ジャガーXJ 3.2 V8。
エンジンは何とか始動できるものの、酷い振動と異音です。
オーナー様は車両を購入された店舗で色々と修理を試みたものの直らなかったとのことでした。
コイルやセンサー類などが交換されていましたが、原因はそこではありません。

この年代のモデルではたまにある症状ですが、樹脂製のタイミングチェーンテンショナーが
経年劣化により破損してチェーンを破断させてしまうのです。
それでもV8エンジンなので片肺状態でもなんとかエンジンは始動してしまうんですよね。

バルブクラッシュしてしまっていたので、エンジンを積み替えることに。
運良く中古の同型エンジンが見つかったため、整備を行った上で補器類を新しくして
積み替えました。
エンジン廻りに樹脂部品が多用されるようになってきた2000年前後の車両は
メンテナンス状況や走行距離にもよりますが、樹脂部品の劣化によるトラブルが出てきます。
タイミングチェーンが切れてしまうと、非常に大きな出費となってしまうだけに、
予防整備としてタイミングチェーン周りのメンテナンスは必要ですね。

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