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初代アウディ・クワトロ 4000回転以上でカットオフが入る?


エックススタイルの外崎です。

各部のリフレッシュと車検整備を承った初代アウディ・クワトロ。
オーナー様からは「加速中、エンジンが4000回転以上回ったところで
突然燃料カットオフがはいったような症状が出る」とのご相談がありました。

そこで原因となることが疑われる各部を確認していきました。
同様の症状は他のビッグクワトロでも起こっているようで、
他の個体の燃料ポンプリレーを確認してみると、
通常ではエンジンのクランク角センサーの信号を拾って燃料ポンプを動かす
仕組みになっている部分が、キーONでポンプ電源が直結になるような配線に
なるような処置がされているものが見受けられました。
なるほどこの方法ならば、エンジンの回転数に関係なく燃料が送られるのですが、
万一のアクシデントの際に車両火災のリスクが増すことはもちろん、
修理としても場当たり的と言わざるを得ません。
 
 







そこで、2本のクランク角センサーや燃料ポンプリレー、スロットルセンサーの配線、
ECUの基板やカプラーなどを点検、清掃、修理したところ、症状の改善を確認できました。
必ずしも、これで完治したと断言できる段階ではありあませんが、
考えられる問題点を全て洗い直してみましたので、これでしばらく様子を見てみたいと思います。

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