ジェイ・エンジンの永瀬です。

プジョー106 S16以前の作業残り分として入庫していただきました。

まずは運転席のドアが、半ドア感が無いので交換することになりました。

取り付けのT40が固着していて大変でしたが何とか緩めて整備性からすると最悪なサウンドアブソーバーを剥がしてドアストッパーを外してみますとなんと中で折れていて外れそうになってます。

ここが外れたらドアが有りえないところまで開いてしまうので危ないところでした。

次はレシップのクイックシフトリンクのブッシュ減りでガタが大きくなっています。

分解して同じブッシュを探して交換入れ替えしました。最初は少し渋いですが、乗っていけば丁度良くなるでしょう。

取り付けのスタッドボルトはねじ山が壊れています。

前回の作業者がネジが固いのにそのまま入れてしまったようです。これもダイスを使って修正しました。

次はフロントサスアームのボールジョイントのガタです。

ブーツのシールドが無くなっていたので付けようと思いましたが生産中止。通常走行しかしないとのことなのでそのままにしました。アームを外してプレスで入れ替えます。

ジョイントを止めるボルトが曲がっています。これはよくある症状でオリジナルで少しだけ固いボルトを用意してありますのでそれに交換。

リアパッドは減っていましたのでオリジナルのAP8000低ダストパッドに交換しました。

プジョー106も最近きれいに直したいという方が多くなってきました。部品が厳しいですが出来るだけ対応できるようにしておきたいと思います。