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PSA系1.6Lターボのクーラント漏れ増大中 1箇所直すと他が・・・


ユーロファクトリーの浅見です。
クーラント漏れで入庫のプジョー207。

今回のクーラント漏れについてにはエンジン構造が同様な1.6Lターボ系の
プジョー208、308、508、5008、シトロエンC4・ピカソ、C5、
DS3、DS4、DS5なども経年劣化から同じ事が今後多発しそうな予感がしますのでご参考にどうぞ。
ちなみにこの車両は2009(H21)年、走行距離62,000kmほどです。
 


今回漏れが発覚した3箇所の展開イラスト。
まずはお決まりのサーモスタット(水色〇内)
これは前の記事以でご紹介。
 


最近はそれに加え年月、走行距離の経過と共に
バイパスパイプ(黄〇内)のプラスチックが欠けてます。
もう触っただけでプラがポロポロと崩れ落ちます。
今回はここがメインのクーラント漏れでした。
 
 


(今回のおまけ)
これらの漏れすべての交換修理が終わりOK完成!と思ったら、あれれ・・
ウォーターポンプのシャフト部から新たな漏れが・・(涙
冷却圧力が正常化した事で劣化で弱り掛かってはいたが
絶妙なバランスでなんとか決壊を踏み止まっていた、
こういう箇所を一気に表面化させてしまったりするものなんです・・
終わらない外車修理の常ってやつですかね(ノД`)
その辺お客様にはご了承頂きウォーターポンプも交換となりました。
ご理解頂き有難う御座います。

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