S124型メルセデス・ベンツ320TE 車検続編、ATホース交換、水温センサーチェック
SEEの西城です。S124型メルセデス・ベンツ320TE続編です。
ATFのクーラーホースからの漏れがあるので交換しました。
お疲れちゃんのクーラーホース
ユニオンのカシメ部分のホースが痩せて隙間から滲んでくるようになります。交換の際に漏れたATFの色を見ましたが、汚れはひどくありませんでした。近い時期に交換されているようです。
デフオイル
ATFはそのままにして、デフオイルを抜いてみました。エンジンオイル並みに汚れています。75W-90のギアオイルを入れました。
ドライブベルトのテンション調整ネジ
ドライブベルトの状態を見ていた時にテンションの弱さが気になったので、テンショナの固定ボルトを緩めてからこの調整ネジを締めてみましたがネジが空回りします。ネジ山がなめていてダメです。よく見ると、テンショナの調整代が限界の位置になっていて、これ以上張れない状態になっていました。これもW124のあるあるで、テンショナを交換するしかありません。
水温センサー
サーモスタットのハウジングに水温センサが2個付いているのですが、右のセンサが電動ファンを回すのに使われています。エンジンが温まっていないときに電動ファンが高速で回ったりすることがあるのでセンサの抵抗値を測ったら80kΩとかあります。多分ダメぽいです。左の水温計用のセンサは数100Ωくらいです。
他にもフューズが酸化していたので全て外して磨いておきました。もう既に一つ、熱でハウジングが変形していて使えない状態になっていました。マメにメンテしておかないと、他のところも使えなくなりそうです。これもW124のあるあるです。あるあるが多くて大変です。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07