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ゴルフ1エキマニ交換 新品でもバッサリ切って溶接

こんにちは、アーリングのりょうすけです。
なにやらバリバリ爆音サウンドのクルマが入ってきたので
「ウチは違法改造車はお断りなんですけど・・・」と言いかけたところがこの顔。


極悪ボーソーゾク!・・・ではなく
ごくごくノーマルなVWゴルフ1!
コレはエキマニ逝ってますね〜
この顔で直管!
 
 



エキマニの集合部でポッキリと割れていました。
10年前にワタクシが巻いた耐熱バンテージでかろうじてつながっている・・・て状態。
さすがにこの場所は溶接が裏まで回りきらないので修理は無理!
運良く海外から取り寄せた新品が届いたので、交換していきます。


 
 
ちなみにこの作業、エンジンにラジエータファンが回るまで熱を入れて、
エンジンを切ってそこから速攻で作業を進める必要があります。

なぜならエンジンが冷えている状態だと


エキマニのスタッドボルトが必ず折れます!
吸排気が同じ向きのターンフローエンジンなので熱がこもりやすく、
ガスバーナーでネジを炙ると他の部分が溶けていく悲劇しか起こらないので
絶対にバーナーは使えません。なので、エンジンの熱による熱膨張を使って
エキマニのナットを外すので、脱着速度に自信があるのと
熱さに耐えられるヒトにしかできない作業ですね。
ネジが折れると、最悪ではヘッド外しで数倍の作業時間がかかってしまいます。
まぁワタクシ、速攻作業で熱にも強いので20分もかからず外しました。
 
 
海外から取り寄せた新品エキマニですが、コレが無加工でドンピシャ付くとは
ワタクシみじんも考えておりません。「何となく形似てるじゃん! いけんじゃね?」
っていう程度。何となく似てればつくでしょ、ていうか付ける!
モノがあるだけありがたい! という考え。


今回来たエキマニはガスケットやフランジの径が違っていましたが、
エキマニ自体の作りと精度、軽さは優秀といっていいレベルで、
まぁこんなもんでしょとばかり、サクッと切断&溶接加工で付けちゃいます。


こういうのは精度も大事ですが、思い切りの良さと勘がモノをいいますね〜
 
 


新しいエキマニにも耐熱バンテージを巻きます。
久々にバンテージ巻きましたが、最近のヤツは痒くならない!
ガラス繊維を触ったことのあるヒトならばわかってくれると思いますが
痒くならないのって、実に感動的!
 


今回付けたエキマニは、大きな修正もなくキレイにつながりました。
以前にはエキマニの入り口のフランジしか合っていなくて、結局全部
作り直したこともあるので、コレはいい部類に入りますね。


無事にエキマニも付き、排気漏れのチェックも行いつつ、エンジンをかけて
バンテージの焼き入れを行っていきます。
この際に「パンの焼けたような香ばしいにおい」がするのですが、
ぶっちゃけワタクシの手の脂が燃えてるニオイも混じってるわけで
あんまり嗅ぎたくはないニオイっすね・・・

しかし、溶接の仕事って真冬じゃなく、真夏に来ることが妙に多いんですよね・・・

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