こんにちは、MT-DRACOの高田です。
MT-DRACOとロータス横浜（DESTINO）共同開発の
2ZRエンジン搭載ロータス用スポーツマフラー
初回限定10本の内の1セット目が完成し、
先日DESTINO様に納入してきました。
　
　

こちらのお品にはお客様からのご要望で
テールエンド部にMT-DRACOロゴプレートを点付けTIG溶接にて
取り付けた仕様となっております。
通常ではプレートは付きません。
　
　

真上からのアングルです。
単筒レゾネーター
硬質で乾いたサウンドチューニング
マフラーの音創りは理論的な周波数測定では掴みきれない
難易度の高いものですが、私の経験ではここでモグラ叩きを
どれだけしつこく行うかが完成度に表れる部分です。

容量の異なるレゾネーターや追加アイテムもトライしましたが、
一般的なスポーティーカーではないロータスというクルマに対して
私が抱いているフィロソフィー『シンプルでライトウェイト』
可能な限り単純で明快な商品企画コンセプトを最も重視しました。
　
　

メイン太鼓の蓋は、コスト的には巻き締めタイプが多く見受けられますが
強度のことを考えると凹面TIG仕様を採用しました。
2ZZ薄肉軽量サイド出しの場合は凸面TIG仕様となっております。
　
　

スーパーチャージャー付きの場合、高温になるため耐久性への要求も高くなります。
内部構造はステンレスウール＋長繊維アドバンテックス仕様で1000℃まで耐えられる設計です。
それ以上に高温になるとすれば、それはもうマフラーの問題ではなく
エンジン制御系を見直す必要があるでしょう。

高い排圧に対しては、過去の経験から1.5mm厚のSUS304、
内部ストレート構造のパンチングパイプのレイアウトなどで対策を行っています。
　

絶対的な音量に関しても、テールエンド部に追加でパンチングパイピング処理を行い
サウンドチューニングしています。
　
　

その他、細部の造り込みに関しても、国内外の一般的な既存アフターマフラーとは次元の異なる完成度
熟練クラフトマン氏の情熱と熱意で1本ずつ丹精込めて製作した逸品です。
残り9セットの完成は今少しお待ちください。
10月下旬には完納の予定で、順次デリバリーを行っていきます。
　
　
●ロータス2ZR スポーツマフラー　231,000円（税込）
　●加速騒音認定証明書＆標章シール申請費　22,000円
　※梱包送料別途
　
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