VAB型スバルWRX STI ブレーキローター研磨加工
クロスロード小山です。
ブレーキパッド交換を機に、ブレーキローター研磨加工を実施したのはVAB型スバルWRX STI。
ローターは耳がちょっと出た位の摩耗具合。荒れた面を修正してもロータ厚が確保できるかがちょっと気になるところです。
研磨機にセットして研磨スタート。ドリルドローターですし削りしろは最小単位にして、注意しながら研磨していきます。
フロントの新品ローター厚が30.0mm、摩耗限度ローター厚は28.0mm。研磨後はフロントLH29.2/RH29.4mmで仕上がりました。これなら十分使えます。
ちなみにリヤは、新品20.0mmの限度18.0mm。仕上がりはLH19.5/RH19.7mmでした。こちらもOKですね。
ブレーキパッドはIDI D500。以前も使われてリピートされたパッドです。マルチなパッドで扱いが良いし安心して攻められます。
ブレーキフルードは、同じくIDIのBF338。弊社一押しのフルードです。サーキットでの安定感は抜群で、踏みごたえも分かりやすくてとても好評です。ウェット沸点が高いのもお財布に優しい感じですしね。
クラッチフルードと共用のブレーキフルードタンクなのもあって、クラッチフルードと同時にブレーキフルード交換をします。オーナー様のリクエストで500mLを贅沢に5本、圧送ポンプを使ってしっかり抜き替えます。
最後は足回り状態チェックと4輪ホイールアライメント調整。キャンバーの左右同調、トーは希望値をお聞きしながら合わせて作業完了です。ありがとうございました!