メッツスピードの鞍貫です。

弊店は7月11日をもちまして開店４０周年を迎えることが出来ました。40周年を迎えることが出来ましたのも、お客様はじめ、当店に関わる全ての皆様方のおかげと心より感謝しております。

有難うございます。

と、

御挨拶から始まりましたが本日は993型ポルシェ911ターボのエアコン修理の作業を進めております。

今年も夏も酷暑ですね、体温以上の外気温なんて信じられません。

930位までの空冷車ならば諦めてしまう酷暑でも、964、993はしっかり機能しているエアコンならばそこそこ快適にドライブできてしまいます。

この酷暑で日中のドライブは車にも人間にも厳しいですが、多少日が落ちた夕方のドライブを涼しく快適に堪能したいですよね。

今回御入庫の993もつい先日まで快適にエアコンが機能していたのに、突如ぬるくなったとの事。

ゲージマニホールドを付けて、まずはガス量とコンプレッサーの機能点検。

ガス量もコンプレッサー作動圧も通常ならば快適に冷えてもおかしくない感じです。

少し低圧が低いかなぁ、と思っていた矢先低圧がいなくなってしまいました。

しかしこれで大方の原因が見えてきました。

不良個所はエキスパンションバルブ、低温高圧の液化ガスを霧化するバルブです。

ここが詰まったり、霧化がうまくできなくなったりすると先のエバポレーターで冷気を作れず冷たい空気が出てこなくなります。

序に消耗品のレシーバードライヤーも交換して、真空引き、ガス注入。

快適に冷えるようになりました。

今回はエキスパンションバルブが故障する寸前での御入庫でした。

今回ベストタイミングでの御入庫でしたが、出先でエアコンが作動しなくなる事も？

少しでも冷えが悪いとか異音がする場合は主治医にご相談してくださいね。

酷暑でのエアコンはライフラインですので。

※夏季休業のご案内・・・・8月１１日～16日まで夏季休業とさせて頂きます。ご不便お掛け致しますが、宜しくお願い致します。