エックススタイルの外崎です。
　
1年ぶりに動き出したCOX 190SI仕様のフォルクスワーゲン・ゴルフ2。
しばらく動いていなかったクルマだけに、エアコンの不調や
ガソリン漏れなどの問題が見つかり、それらを修理して車検を取得、
乗り出されてところでした。
　
そうして再び走り出して1か月ほどが経ったころ、
エアコンの不調と助手席足元に冷却水が溜まるトラブルが……
　
前回の修理でエアコン周りを修理したことで、次はヒーターコアから水漏れが起きました。
そろそろ寒い季節ですのでヒーターの修理を優先して、ヒーターコアの交換を行います。

ゴルフ2のヒーターコア交換はダッシュボードを取り外しての作業になります。
旧いクルマの樹脂製の内装部品はしなやかさを失っており、油断をすると破損するため
内装の分解は大変気を遣う作業になります。

そうして取り出したヒーターユニットの中のヒーターコアを交換。
アルミ製コアと樹脂製部品とのカシメ部分から漏れ出ていました。
ゴルフ2のヒーターコアの純正品はすでに生産終了でしたが、
社外の優良品を手配し、あらかじめカシメ部分に補強を施してから取り付けました。
　
エアコンは来年の夏前までに修理しましょうとオーナー様とお話ししました。
やはり旧いクルマは眠らせずに乗り続けることが、調子を維持するためにも大切ですね。