BMW、新型インフォテイメントを開発中

公開 : 2015.03.12 20:40  更新 : 2017.06.01 02:10

BMWは近い将来、新型のインフォテインメント・タッチスクリーン・システムを導入する意向であるとデザイン・ディレクターのアドリアン・ファン・ホーイドンク氏は語った。

「われわれは自動車の操縦における、大きなステップを踏み出そうとしています。その一つとして大きな役割を担うのがボイス・コントロールとタッチスクリーンなのです」と語るのはホーイドンク氏。

「もちろん高速道路を運転しているときよりも、ソファに座ってiPadを使用する方が簡単です。したがって、運転しながらも、iPadを使用するようにリラックスして操作できるようになることこそ大きなチャレンジなのです」

タッチスクリーンを使用するにあたってインテリアにも大きな影響を及ぼすが、ホーイドンク氏はテスラのような一体型大型タッチスクリーンの採用は否定した。

「デザイナーにとって単にフラットで大型のタッチスクリーンだからといって歓迎することは難しいのです。これに対してフレキシブルなスクリーンはわれわれにとっても有用です。これがあればデザインに溶け込むことができますからね」と意味深な発言をした。

フレキシブルなタッチスクリーンの正式な採用までにどれほどの時間がかかるかはまだ定かではないが、将来的には ’i’ モデルに搭載していくようだ。

「たしかにロータリー・コントローラーの有用性は高いと思います。しかし、われわれはタッチスクリーンを利用した、より直感的なインフォテインメント・システムの開発をすることに決めたのです」と締めくくった。

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