BMW1.5リッター3気筒ターボを発表

公開 : 2012.09.14 12:26  更新 : 2017.06.01 01:03

BMWが1.5リッターの3気筒ターボ・ユニットを公表した。このエンジンは、来年発表される新しいミニに搭載されるという。また、噂では1シリーズおよび3シリーズにも搭載されるようだ。

ガソリンはB38、ディーゼルはB37というコードネームで呼ばれており、5〜15%、現行のN20 4気筒エンジンよりも経済性に優れるという。

アロイ・ブロック製で、バルベトリック可変バルブ・タイミングを持ち、シングル・ターボ、そして11:0の圧縮比、N20よりも長いストロークというスペックだ。

その設計は、500ccで1シリンダーという将来のBMWのモジューラー・エンジン戦略に基づいてる。ガソリン・エンジンが1シリンダーにつき40bhp〜66bhpを発揮するというから、この1.5リッタ3気筒エンジンは120bhp〜200bhpとなろう。トルクは、1シリンダーあたり6.1kg-m〜9.1kg-mということだから、18.2kg-m〜27.3kg−mの間となる。

B37ディーゼルは、その60%がガソリン・エンジンと共用し、同じ生産ラインで製造されることになる。そのパワーは100bhp〜181bhp、トルクは23.0kg−m〜30.6kg−mだ。

このエンジンはBMW i8ハイブリッドにも搭載されることになる。また、この新しい3気筒エンジンは、BMWのハムズ・ホール工場で生産される。

BMWはこの他にもB48という4気筒エンジンも準備している。これは次世代のミニ・クーパーSに搭載される予定で、2013年後半にデビューすることになる。ちなみに、このエンジンの出力は220bhp以上であるという。

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