テスラ、自動運転システムに住宅地用の制限を設定

公開 : 2016.01.12 21:20  更新 : 2017.12.14 12:31

テスラの自動運転機能に、安全性の理由からアップデートが行われたことをイーロン・マスクが明かした。

これは、ある状況下におけるシステムの挙動にたいする声を反映したもので、ほかにも、オートパイロット・システム(自動運転システム)のユーザーがアップロードしたビデオが、潜在的に危険性が潜む状況下での使用だったことに関する対処となっている。これには、住宅地での使用も含まれていたという。

昨年のローンチ以降、オートパイロットおよびその付随機能により、モデルSのオーナーは、あらゆる交通環境で運転操作から手と脚が開放されることを選択でき、これにくわえ縦列駐車を自動で行う機能を使うこともできる。

今回、ネット経由で実施されたソフトウェア・アップデートにより、オートステアは生活道路および中央分離帯のない道で制限を受けることになった。

規制道路でオートステアが作動するとき、モデルSの車速は、その道の制限速度、またはプラス10km/hの範囲で制限される。

また、そうした道路に進入すると、モデルSは必要に応じ速度をさげ、ドライバーがクルーズスピードを高めようとしても、速度を維持するようになった。

今回公開されたバージョン7.1が適用されると、オートマティック・ステアリング・システムへのアップグレードも行われ、同社によると「一般的なハイウェイ走行におけるパフォーマンスが向上する」ということだ。

マスクによると、「ハイウェイの出口にさしかかっても、モデルSが走行中のレーンをキープし、車線がかすれている道路ではその車線を進む」という改良が施された。

また、前面および側面衝突警告システムもアップデートされ、エラーメッセージの数が減らされたほか、中央分離帯などの動かない物体は対象外になるものの、動いているものについては、大きな間隔をあけるように変更されている。

これ以外の主要な変更では、オートパーク・ファンクションが後方に下がりながらの駐車にも対応した。

また、7.1のソフトウェア・アップデートにより、Summonのバージョン1を実行することができ、オーナーはモデルSおよびXのいくつかの機能をスマートフォンで利用することができる。

これには、ガレージのドアを開く制御や、車庫入れおよびエンジン停止が含まれる。なお、このSummonは現段階ではベータ版のみの展開となっている。

「テスラは、米国内のどこへでもアナタを探しにいき、充電も自分で済ませます。カレンダーの情報から到着時間を同期することもできますよ」とテスラのスポークスマンはコメントしている。

ほかにも、ガレージのドアの開閉制御、ディスプレイの自動輝度調整などにかんするマイナーアップデートも実施された。

関連テーマ