トヨタ、国内外で743万台をリコール

公開 : 2012.10.10 19:15  更新 : 2017.06.01 01:03

トヨタは、ヴィッツ、ベルタ、ラクティス、イスト、オーリスカローラ・ルミオンの運転席ドア部のパワーウィンドウスイッチに潤滑用グリースが均一に塗布されていないものがあり、スイッチ操作時に接点部で発生するアーク(火花)によってグリースが炭化して潤滑性が悪化することがあるということで、日本国内で459,326台、全世界で743万台をリコールした。この潤滑性の悪化により、スイッチの摺動が悪くなり、早期に接点が摩耗して作動不良となるおそれがある他、スイッチの摺動不良を改善させようと市販の潤滑剤等を塗布すると、スイッチが溶損するおそれがあるという。

ちなみに、英国ではRAV4、カローラ、オーリス、ヤリスがその対象で、数は138,000台に上る。このスイッチの交換は1時間ほどで終了するということだ。

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