アウディ、RSパフォーマンス・モデルを3車種発表

2016.07.05

アウディ ジャパンは、アウディ・ラインナップ究極のハイパフォーマンスカーであるRSモデルの3車種(RS Q3/RS 7スポーツバック/RS 6アヴァント)に、さらに性能を向上させたRSパフォーマンスを設定し、Audi Sport店(24店舗、現時点)および正規ディーラーを通じて8月下旬より発売すると発表した。

RSモデルとは、アウディのモータースポーツ活動をサポートするアウディAG傘下のquattro GmbHが開発に参画し、製造を行う高性能シリーズの名称。圧倒的なパワーと環境性能を両立するエンジン、quattroフルタイム4輪駆動システムを搭載する。

今回発表された3車種のうちRS Q3パフォーマンスは、7年連続で2.0~2.5ℓカテゴリーにおいて、「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した直列5気筒2.5 TFSIエンジンを搭載。従来のRS Q3用に対し27ps/15Nmを向上、367ps/465Nmを発揮する。7速Sトロニックとquattroの組み合わせにより、0-100km/h加速は4.8秒から4.4秒へと短縮した。最高速は250km/hから270km/h (スピードリミッター作動)にまで高められたほか、新たに可変ダンパーが選択可能となった。

エクステリアは専用デザインのエアロパーツに加えて、マットチタンルック・パーツやハニカムメッシュグリル、8.5J × 20インチ・マットチタンルック・ホイール、レッドブレーキ・キャリパーなどにより、スポーツ性の進化を訴求。

インテリアは、カーボンデコラティブ・パネル、コントラストステッチングのファインナッパレザー・シート、フラットボトム・デザインのステアリングホイールなどを標準装着。ブルーカーボン・デコラティブパネルとバルコナレザー&パーフォレイテッド・アルカンターラシート、ダイヤモンド・ステッチングのファインナッパレザー・シートなども選択可能とし、スポーティで個性的なキャビンを演出した。

また、RS7スポーツバック・パフォーマンスならびにRS6アヴァント・パフォーマンスは、パワートレーンにV型8気筒 4.0 TFSIエンジンと8速ティプトロニック・トランスミッションを組み合わせる。エンジン出力は両者共に従来比で45ps/50Nm向上し、605ps/700Nmを発揮。短時間使用可能な “オーバーブーストモード” では、最大トルクは750Nmに増強、0-100km/h加速は従来より0.2秒短縮し3.7 秒に到達する。

さらに、quattroに加えて、リアの左右へのトルク配分を自在に変化させるリア・スポーツ・ディファレンシャルやDRC (ダイナミックライドコントロール) 付スポーツ・サスペンンションがダイナミック性能を向上。エクステリアでは21インチ・アルミホイールやミラーハウジングなどにマットチタンルックを採用することで、従来モデルとの差別化を図っている。

価格は、RS Q3パフォーマンスが8,180,000円。RS7スポーツバック・パフォーマンスは18,810,000円。RS6アヴァント・パフォーマンスは18,290,000円。

なお、現在日本では今回発表の3車種をはじめ、RS3スポーツバック、RS4アヴァント、RS5、RS5カブリオレの計7モデルが販売している。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

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