次期メルセデス-AMG A45は更にハイパフォーマンスに

公開 : 2016.07.30 04:50  更新 : 2017.06.01 01:27

メルセデス・ベンツは、次期メルセデス-AMG A45 4Maticにより強力なパフォーマンスを与えることを計画している。これは、最近リリースされたアウディRS3とBMW M2といった強力なライバルに対抗するためだと、関係者はAUTOCARに話してくれた。

次世代のA45は2019年前半のリリースを計画している。もちろん、プラグイン・ハイブリッドを含む新しいAクラスのラインナップの中のフラッグシップ・モデルである。

新しいAシリーズは、現行モデルよりも若干長くなるものの、同程度の車重を確保するためにアルミニウムの使用パーセンテージが上がるとされている。

A45 4Maticは、現行モデルにも使用されている4気筒2ℓターボのM133型をリファインされたパワーユニットと、マルチプレートの4WDシステムが引き続き使用される。しかし、そのパワーユニットは、フューエル・インジェクターやターボチャージャーの変更などがなされる予定。これによって、パワーは1ℓあたり202psが可能になるという。つまり、2ℓで404psで、これは現行モデルの379spよりも20ps以上のアップとなる。これでRS3の366ps、M2の369psを大きく引き離そうという目論見だ。

これを支えるトランスミッションには9速のデュアル・クラッチが導入される。これは新しいAクラスの多くのモデルに設定されることになる。

なお、A45 4Maticのパフォーマンスの目標は0-100km/hが4.0秒であるとされている。


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