ルノー、日産、ロシアン・テクノロジーがロシアで合弁会社設立

2012.12.13

ルノー・日産アライアンスとロシアン・テクノロジー社は、ロシア最大の自動車メーカーであるアフトワズへの技術移転を加速させるため合弁会社を設立した。

ルノー・日産アライアンスは、この新しい合弁会社アライアンス・ロステック・オートBVの株式の過半数を持つこととなる。その結果、この新しい合弁会社はラーダ・ブランドの車両を生産するアフトワズの経営権を持つことになる。ルノー・日産アライアンスは2014年半ばまでに230億ルーブル(7億4,200万ドル)を投資し、アライアンス・ロステック・オートBVの67.13%の株式を取得する。また、アライアンス・ロステック・オートBVは、アフトワズ社の74.5%の株式を保有することとなる。また、ルノー・日産アライアンスのCEOのカルロス ゴーンは、アライアンス・ロステック・オートBV の取締役会長に就任する予定である。

今回の合弁会社設立の目的は、急速に成長するロシア市場で、ルノー、日産、ラーダ間のシナジーと商品開発が促進するというもの。

カルロス・ゴーンは、「本日の歴史的な合意は、ルノー、日産、アフトワズの3社全てにとって有益なものとなります。すでに強固な関係を構築しているパートナーシップに重要な新しい1ページが刻まれました。本合弁会社は、私たちのロシア市場における攻勢に拍車をかけ、ロシアの自動車産業のリーダーであるアフトワズ社の競争力を支えていきます」とコメントしている。

また、ロシアン・テクノロジーのジェネラル・ダイレクターのセルゲイ・チェメゾフは、「ロシアの自動車市場は、新車販売台数で見ると、今まさに欧州最大の市場になろうとしています。アフトワズ社はパートナーとともに、2020年までに世界最高水準に匹敵する年間100万台以上の生産を見込んでいます。ルノー・日産アライアンスとのパートナーシップのお蔭で、トリアッティとその周辺地域に、賃金水準の高い新しい雇用が創出されます」と語っている。

更に、アフトワズ社長のイゴール・コマロフは、「私たちのパートナーシップの強化は、今後ともに事業を行っていく上で必然となる一歩です。昨日、アフトワズ社は、トリアッティ工場で初めての日産車を生産し、複数のブランドの車両生産拠点となりました。急速に統合していくことで、私たちの共通の取り組みが効率化し、市場シェアが高まります」とコメントを発表した。

ロシアにおける昨年の自動車全体需要は、小型商用車も含め265万台。2012年には、290万台に増加すると見込まれている。ルノー・日産アライアンスにとってロシアは世界で3番目に大きな市場で、昨年のロシアでのアライアンスの自動車販売台数は、ラーダ車57万8,387台を含めて87万8,990台となり、市場シェアは33%近くに達しているという。

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