4月1日からどう変わる? クルマに関する税金

2017.04.01

4月1日からクルマにかかる税金が若干変更されます。主にエコカー減税の基準が厳しくなります。それほど大きな違いはないのですが、この機会に、いったいクルマにいくら税金を支払っているのだろう、ということを知るのも良いのではないでしょうか。

現在、クルマに関わる税金は3種類あります。都道府県税である自動車税と自動車取得税、国税である自動車重量税です。これとは別に普通に商品を買った時にかかる消費税もありますが……。自動車取得税と消費税がかかるのは、ガソリン税に消費税がかかるのと同じように税金の二重払いでおかしい!という議論もあるのも事実ですが、まずはおさらいを。

自動車税は毎年4月1日の時点での自動車の車検証上の所有者対してかかるもので、毎年払うものです。自動車重量税は車検ごとにかかるもの。新車時には3年分、以降2年分を払うというもの。そして自動車取得税はクルマを購入した時にかかるものです。

■エコカー免税・減税一覧

自動車税 軽自動車税 自動車重量税
(初回車検時)
自動車取得税
PHV、電気自動車、燃料電池車
クリーン・ディーゼル車
概ね75%軽減 概ね50%軽減 免税 免税
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成32年度燃費基準+20%以上達成
概ね75%軽減 概ね50%軽減 免税 免税
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成32年度燃費基準+10%以上達成
概ね75%軽減 概ね25%軽減 75%軽減 80%軽減
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成32年度燃費基準達成
概ね50%軽減 概ね25%軽減 50%軽減 60%軽減
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成27年度燃費基準+20%以上達成
(平成32年度燃費基準未達成)
概ね50%軽減 なし 25%軽減 40%軽減
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成27年度燃費基準+10%以上達成
なし なし 25%軽減 40%軽減
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成27年度燃費基準+5%以上達成
なし なし 25%軽減 20%軽減
平成17年基準値低排出ガス75%低減(★★★★)
かつ平成27年度燃費基準達成
なし なし なし なし

■自動車税・軽自動車税(排気量に応じて)

自動車税は排気量に応じて額が異なります。また、新車の場合は、月割で支払います。エコカー減税(グリーン化税制)の対象ですが、4月1日からその基準が厳しくなったのが特徴です。自動車税は、その排出ガスによって最大75%〜50%までの減税が、軽自動車税は最大50%〜25%の減税が実施されます。面白いのは、この自動車税、購入時は優遇されず、翌年度の自動車税のみがこの減税対象になります。

自動車税
総排気量1ℓ以下 29.500円
総排気量1ℓ超1.5ℓ以下 34,500円
総排気量1.5ℓ超2ℓ以下 39.500円
総排気量2ℓ超2.5ℓ以下 45,000円
総排気量2.5ℓ超3ℓ以下 51,000円
総排気量3ℓ超3.5ℓ以下 58,000円
総排気量3.5ℓ超4ℓ以下 66,500円
総排気量4ℓ超4.5ℓ以下 76,500円
総排気量4.5ℓ超6ℓ以下 88,000円
総排気量6ℓ超 111,000円
軽自動車税
乗用(5ナンバー)の自家用 7,200円
貨物(4ナンバー)の自家用 4,000円

■自動車重量税(車両重量に応じて)

自動車重量税は、エコカー減税適用車と、車歴13年未満、車歴13年経過18年未満、そして車歴18年経過という4つに区分され、それぞれの重さによって課税されます。更に、平成27年5月1日から平成29年4月30日までの間に、新車登録及び初回の継続車検を受ける場合で、期間内1回のみに限って表にあるような免税、減税が実施されます。

エコカー減税対象車であるかどうかは国土交通省のサイトで確認できます。また、この新しい自動車重量税については、実施が他の2つの税金と異なり4月1日からではなく、5月1日から適用されます。

エコカー減税適用車 車歴13年未満 車歴13年経過18年未満 車歴18年経過
0.5トン以下 2,500円 4,100円 5,000円 6,300円
〜1トン 5,000円 8,200円 10,000円 12,600円
〜1.5トン 7,500円 12.300円 15,000円 18,900円
〜2トン 10,000円 16,400円 20,000円 25,200円
〜2.5トン 12,500円 20.500円 25,000円 31,500円
〜3.0トン 15,000円 24,600円 30,000円 37,800円

※金額は1年毎の金額。

■自動車取得税(取得金額に応じて)

新車の場合は、取得金額(=課税標準基準額+付加物の価額)×3%、中古車の場合は、取得価額(=課税標準基準額×残価率)×3%となります。また、所得金額は1,000円未満切り捨てです。中古車の場合は、取得価格が50万円以下の場合は非課税で、残価率は1年・0.681,1.5年・0.561、2年・0.464、2.5年・0.382、3年・0.316、5.3年・0.261、4年・0.215、4.5年・0.177、5年・0.144,5.5年・0.121、6年・0.100という数値となります。また、課税標準基準額とは、新車時の本体価格のおおよそ90%とされています。

これにもエコカー減税が適用され、その排出ガスによって新車の場合、免税から20%減税まで行なわれます。また中古車の場合は控除額がそれぞれ指定されています。

 
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