モーガン EV3の開発を中止 パワートレイン供給が問題

公開 : 2018.10.16 06:10

モーガンが、3ホイーラーをEV化した「EV3」の開発中止を発表。19台を生産し、市販化される予定でした。開発中止の理由はサプライヤーが満足なEVパワートレインを供給できないことが挙げられています。

パワートレインの調達失敗

モーガンは3ホイーラーの電動仕様、「EV3」の計画を中止すると発表した。ただし同社は今後も「電動車の将来に貢献する」としている。

EV3は2016年のジュネーブ・モーターショーで発表された。これはモーガン3ホイーラーの発表と同じ1909年に創業したセルフリッジのデパートとの歴史的なつながりを示すものであった。当初は今年第3四半期に19台のみを生産し、セルフリッジから発売する計画だったのだ。

CEOのスティーブ・モリスは、EV3の開発中止の理由について「サプライヤーが契約通りのEVパワートレインを供給できないため」と話している。

前述のサプライヤーである、フレイザー・ナッシュ・エナジー・システムズのノーマン・シディッキーCEOは「契約上の都合」により計画が失敗に終わったという。

ただし、同社が開発したプロトタイプは「上出来だった」としている。

 

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