アウトバーンに120km/h制限?

公開 : 2013.05.09 12:29  更新 : 2017.06.01 01:53

アウトバーンの制限速度が選挙の争点のひとつになっている。ドイツ社会民主党のジグマール・ガブリエルは、アウトバーンに120km/hの制限を導入することを公約に上げている。これは、制限速度がある高速道路では死亡事故および重大事故が起こる確立が低いという統計的数値を根拠にしたものだ。

現時点では、約40%のアウトバーンに130km/hの制限が付けられている。しかし、それ以外は制限速度がない。

ドイツ社会民主党は、アウトバーンの制限速度問題を、国の法案として決めるのではなく、地方議会の案件として決定する計画でいる。また、同盟90/ドイツ緑の党は、カントリー・ロードにおける80km/h制限を提案している。ドイツ社会民主党と同盟90/ドイツ緑の党は連立を模索している関係だ。

しかし、この問題に反対しているのは、ドイツ自動車連盟(ADAC)だ。そして、ガブリエルの公約を支持できないとしている。ADACのスポークスマン、アンドレス・ヘルツェルは、アウトバーンは非常に安全な道路だと新聞ビルドにコメントしている。彼によれば、アウトバーンは1/3の陸路におけるトラフィックを持っているにもかかわらず、昨年の死亡事故および渋滞事故は11%しか発生していないという。ADACはむしろ、危険な交差点を廃止し、ロータリーにすることを推し進めている。これはドイツの死亡事故の60%は、カントリー・ロードで起きているという事実に基づいた推論だ。

 

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