メルセデス・ベンツGクラスがフェイスリフト

公開 : 2012.04.11 20:08  更新 : 2017.06.01 00:55

今年で33年目を迎えるミリタリー・グレードのオフローダーであるメルセデス・ベンツGクラスのフェイスリフトが公式に発表された。今月後半に開催される北京モーターショーで正式にお披露目される新しいGクラスは、エクステリアの微妙な変更、新しいエンジンとアップグレードされたギアボックスの組み合わせ、若干のインテリアのリフレッシュ、そして新しい電子制御によるドライバー・エイドの追加などが行われる。

Gクラスの古典的なスクエアなエクステリアの変更は、スタンダード・モデルでは従来7枚のパネルで構成されたフロント・グリルが3枚で構成されるようになったことが大きな特徴。また、水平にマウントされたデイタイム・ランニングLEDを含むヘッドランプ、ミラー・ハウジング、テール・ランプ・デザインとアロイ・ホイールもリデザインされている。

新しいGクラスは、標準的なG500とG350ブルーテック・モデルと並んで、G55AMGに代わるG63AMGと、G65AMGをラインアップに持つ。ちなみに、そのすべてのモデルは、オーストリアのグラーツ工場で生産が行われる。

2つの新しいAMGモデルは、2枚のスリットを持つグリルと、大きなエアダクトを持つ深いフロント・パンバー、赤くペイントされたブレーキ・キャリパーと20インチのホイールがスタンダード・モデルとの相違点だ。また、旧いG55AMGと同様にG63AMGは、両サイドのリア・ドアの後ろにサイド・マウントされたエグゾースト・パイプを持つ。

Gクラスの標準的なモデルであるG350ブルーテックには208bhpの3.0リッターV6ディーゼルが、G500には383bhpのノーマル・アスピレーションの5.5リッターV8ディーゼルが搭載される。

更に12年物のG55の500bhpの5.4リッター・スーパーチャージドV8は、G63AMGでは544bhpの5.5リッター・ツイン・ターボV8に変更されている。

最も大きいニュースは、その上をいくG65AMGの存在だ。このモデルは、SL65AMGのために用意されたツインターボの6.0リッターV12エンジンをそのフロントに搭載する。そのパワーは612bhpで、間違いなく現在発売されている4WDとしては最強のモデルである。もちろん、G65AMGはV12エンジンを搭載する最初のGクラスだが、残念ながら英国では発売されることはなさそうだ。

すべてのGクラスは、7速のGトロニック・ギアボックスが装備される。また、G63AMGにはスタート・ストップ・システムと回生エネルギー・システムが装備され、その燃費はG55AMGよりも1km/l上がった6.3km/lをマークする。

駆動方式はパーマネント4WDで、3つのディファレンシャルが必要に応じてロックされる。

この他、アップグレードされたものとしては、3世代目のMクラスから流用されたインターネット・ベースの機能を採用した最新のコマンド・システムとカラーモニターとが付けられたインストルメント・パックがあげられる。また、オプションとしてハイテク・ディストロニック・プラス・レーダー・コントロール・クルーズと、バックモニターを含むブラインド・スポット・システム&パーキング・アシスト・システムが用意される。また、標準的ESP(電子スタビリティ・プログラム)には、トレーラー・スタビリティ・アシストとヒル・ホールド機能が持たされている。

新しいGクラスは2つのホイールベースが用意される。標準的な2400mm版と、ロング・ホイールベースの2850mm版だ。なお、カブリオレ・モデルは383bhpの5.5リッターV8エンジンを搭載してG500カブリオレとして引き続き生産される。

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