フェラーリをテーマにしたエキシビションが上海エキスポ・パーク内にオープン

公開 : 2012.05.22 12:22  更新 : 2017.06.01 00:55

2012年5月18日、上海エキスポ・パーク内にあるイタリアン・センターにフェラーリの神話をテーマにしたエキシビションがオープンした。このオープニング・セレモニーには、フェラーリ副会長のピエロ・フェラーリをはじめ、中国およびイタリア両政府の代表者が出席した。

約900平方メートルを有するこのエキシビションは、今後3年間にわたって常設展示され、フェラーリの歴史、モデル、技術に加えて、情熱を直接体験してもらうことを目的としている。

ピエロ・フェラーリ副会長は、「このフェラーリの神話をテーマにしたエキシビションを通じて、世界中の何百万人の方々に向けて、フェラーリからイタリア文化の頂点をご紹介したいと思います。ここには情熱と成功、そして絶え間ないエクセレンスへの追求のシンボルが存在します。我々は、フェラーリを愛する中国の皆さまと、伝統を重んじながらも確固たる革新的精神の価値観を持ち、当社独自の歴史と文化を分かち合いたいと常に願っていました」とコメントした。

今回、フェラーリはイタリア以外では初めて長期間、広範囲にわたってエキシビションを開催する。これは中国市場を如何に大きなものと考えているかの表れである。このエキシビションの内容は、フェラーリとそこで生産される車輌の進化を見てもらう内容で、常に更新される予定だとう。また、ブランドの過去、現在、未来を理解してもらえるようデザインされている。

マラネッロのフェラーリ・ミュージアムにある貴重なアイテムも展示予定で、中国市場に最初に輸入・販売した348TSをはじめ、275 GTB4、365GTB4デイトナ、750モンツァ、FFなど、中国市場にとって特別な意味を持つ注目すべきモデルを中心に展示されるという。

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