ダニー・バハール、ロータスCEOの職を解かれる
公開 : 2012.05.26 14:59 更新 : 2017.06.01 00:55
ロータスの親会社であるDRBヒルコムは、彼の運営に対する不満から、ダニー・バハールをグループ・ロータスのCEOの職から解いたことを確認した。
バハールは今日、モナコ・グランプリに顔を見せる予定だったが、その予定はキャンセルされた。彼がマレーシアに電話をした際に、その事実が告げられたとしている。ノーフォーク、ヘゼルの本部には、このことについては今日の朝早くに伝えたとDRBヒルコムはコメントしている。また、バハール以外は誰も停職になっていないという。
調査の詳細は明らかにされていないが、調査の結果、何も見つからないのであれば、彼がCEOのポジションに戻っていることが可能だと情報筋は語っている。ただし、その調査が一体何をするのは明らかにされていない。
「DRBヒルコム・ベルハッドは、彼の運営に対する不満から、ダニー・バハールのCEO職を一時的に停止した。」とDRBヒルコムも正式に発表している。
但し、ロータスは通常通りその業務を続けており、バハールの不在の間、ダト・ラックマン・イブラヒム、モード・キャリド・ヨソフ、ししてアスラム・ファリクラの3人がトップとなり、CFOのラスマン・ザイハンがそれを補助する体制をとる。
バハールは2009年、ファラーリからロータスに移籍し、2010年のパリ・モーターショーで明らかにした6つの新しいモデルを市場に出した。バハールは、ロータス5ヵ年プランと名付けたが、それは20ヶ月で実行されている。
しかし、親会社プロトンがマレーシアの投資家DRBヒルコムに買収された時からロータスの将来が不安視されていたのも事実である。