セアトのSUVはスコダ工場で製造

公開 : 2014.06.11 22:35  更新 : 2017.06.01 02:12

セアトの新しいSUVは、チェコにあるスコダの工場で製造されることとなりそうだ。このセアトのSUVは、フォルクスワーゲンのMQBプラットフォームをベースにしたモデルで、サイズはフォード・クーガ・サイズとなる。デビューは2015年の秋を予定している。

チェコのスコダの工場は、クバシニー工場で、現在はスパーブとミニMPVであるルームスターを製造している。また、この工場では、新しいスコダ・イエティとスパーブに変わる新しい7シーターSUVも製造することになろう。

経済アナリストによれば、チェコのクバシニー工場は、セアトのスペインの工場よりもコストが半分、そしてドイツに比べると1/3であるという。また、7シーターのスコダのMPVがキャンセルされたため、生産能力に余裕があったのも、このクバシニー工場が選ばれた理由だという。

セアトIBXコンセプトをベースとした新しいセアトのSUVは、今後のセアトにとって非常に重要なモデルとなる。このコンパクトSUV市場は、ここ2、3年で最も成長した市場でもある。

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